大学入試共通テストや英検 英語テストの変化とは?
2021年1月、これまでのセンター試験に代わって初めて行われました大学入試共通テスト。
気になる英語は、これまでとは大きく配点が変わり、リーディング100点、リスニング100点で合計200点満点となりました。
英検も数年前になりますが、配点方法が変わり、これまでは合計点数が良ければ合格できたところが、語彙・文法問題と、英作文、リスニングと3つのセクションでバランスよくスコアを獲得しないと合格できない配点方法になりました。
文法や長文読解問題は、もちろん、これからも大切ではありますが、リスニングや英作文といった英語スキルも重要視されてきている証拠ではないかと思います。
リスニング力アップにおすすめの方法3選
リスニング力アップに欠かせないのは、リスニングをたくさん行うことに間違いありません。
しかし、ただ英語を何となく聞き流しているだけでは、いっこうに聞こえるようにはならないと思います。
高いレベルの英語力を手に入れたいと願うならば、自分にある程度の負荷をかけて、努力を継続する必要があります。
今回は、リスニング力アップのために欠かせないトレーニング方法を3つご紹介したいと思います。
①必ずスクリプトを見て音読
私は、リスニングトレーニングをする際は、必ず英文スクリプトと英文音声の両方を準備して学習しています。
音声だけあっても、英文スクリプトだけあっても、半分だけでは効果がないです。
必ず、音声を聴いたら、その音が、スクリプトのどの単語やフレーズを示しているのかを確認する良いです。
そして、何度も音読をします。
音読の方法は、いくつか種類がありまして、リピートやルックアップ、オーバーラッピングやシャドウイングといった練習方法です。
音読はすればするほど良いです。
何度もできる限りくり返し、音声と同じナチュラルスピードで同じように発音して音読できるようになると、かなりリスニング力アップにつながるでしょう。
②聞こえていない部分が確認できるシャドウイング
シャドウイングとは、英文の音声を聴きながら、少し遅れて同じ文章を口ずさんで英文を再生していくトレーニングです。
初心者には、最初は取り組み方が難しいと思いますが、根気よく続けていくとどんどん上達します。
何もスクリプトを見ずに、音声だけを聞いてシャドウイングしていくと、スラスラ言える部分と、全然言えない部分が明確にわかります。
シャドウイングができない部分は、聞こえていない可能性が高いです。
ですから、聞こえていなかった部分を発見し、その部分が英語でどのような単語やフレーズなのかをチェックすれば、しっかり次回は聞こえるようになるのです。
それほど長くなくても良いので、まとまった文章を、何度も何度もシャドウイングしてくり返し練習を行うと、発音も良くなりますし、リスニング力アップが期待できます。
③自分の英語を録音する
自分では最高に美しい発音ができていると思っていても、実際に自分の英語を読んでいる声を録音して聞いてみると、全然発音できていないことを知ることができます。
自分ではできていると思っていても、客観的に見てみるとできていないことが多いです。
ボイスレコーダーなどを利用して、ぜひ自分の発音を録音して聞いてみて下さい。
自分ができていると思っていた発音と現実が違うということに気づくことができると思います。
自分の弱点がわかったら、何度も正しい音を聞いて発音してみましょう。
発音が上手くできれば、聴き取りもかなり上達するでしょう。
リスニング力アップの方法・まとめ
今回は、リスニング力アップに焦点をしぼっておすすめのトレーニング方法をご紹介しました。
リスニング力がついていない間は、わからないことが多すぎてイライラすることもあると思います。
しかし、継続することで、必ず結果がついてくるものなので、諦めず、しぶとく、コツコツ続けられると良いと思います。
映画や海外ドラマを字幕なしで見れたりすると楽しいですね。
せっかくなので、プロセスを楽しめると良いと思います。